楽器製作・楽器注文製作 過去の作品 2 2014.5-2015.4


テレキャのフルアコです。胴はアルダー単板をくり抜いて作った、くり抜き胴です、表も裏もスプルスの単板をはってあります。ネックは草木染めをしたら、虎目が、浮き出てきました。木が本来もっていたものが,呼び起こされた感じです。楽器も私どもは、草木染めなど、着色に使いますが、木の本性が出る感じがして、ほんとに良い音になります。この楽器も、深みがあり、伸びも良く、木の音、ばんばんで、気持ちよいです。


ヒノキの単板一枚板、くり抜き胴のフルアコです。くり抜き胴ですから、一回りしても、どこにも胴に、繋ぎ目が無いって言う、不思議な構造です。表はスプルス単板一枚極厚物を張り、削りだしラウンドしてあります。裏はシダー単板一枚板です。厚さは9cmあります。PUはダンカンholdsworth,modelをフロントに、ダンカン、カスタムをリアにマウントしました。パーツはすべてケヤキの単板一枚手作りです。
音はものすごく深い深い感じで、地下10階って感じる深みがありますし、しっとりして、ほんとに木の音、癒しの音です。まーーー材最高”音最高”ですが、材に余裕が無く、デザイン格好悪く、胴長短足で見てくれ最悪です。胴のくびれもちょっとずれてるかんじで、すこし座奏しずらいです。普通このタイプのギターは40,50、万円しますが見てくれ悪いから、どうぞ、値切りに来てください。君の予算に応じる覚悟ありです。


 

30年以上寝かせた、アルダー単板一枚板のテレキャです。着色はコフィイー、玉葱の皮、酒、染料などの染め上げ着色です。渋い、渋いって感じの、タバコサンバースト。PUは、二つともビンテージ型を、マウントしました。塗りは硝化綿ラッカーのみを、極うすに塗ってあるだけです。したがってすごく敏感で、振動が身体に伝わるのが良くわかります。音はソフトで、マロヤカ、品良く、それでいて、ばんばん抜けるおとです。サスティーンも抜群ってとこで、すばらしい一品です。26万円です。


ドレット型のフォークギターです。表はシダーの柾目単板一枚板、これはもうすごい材です、側スプルス単板一枚板、裏はスプルス単板です。音だけを重視してあとは全然気にかけないって、感じの楽器です。そんなわけでネック材も杉材の、しかも節のある処をわざと、使いました。音が敏感に出るように、割と華奢に作りました。駒はもう手に入らないシャカランダで作ってみました。音はすごく敏感で、軽く出てきますし、しかも、つやもあります。カンカンした硬い感じの音でなく、ソフトで心に沁み入ってくる様な音です。


ギター形のウクレレです。表、側、裏板はスプルスの単板一枚板を使用、ネック材はもう手に入らないホンジュラスマホガニーを使いました。現在の楽器はすべてポリウレタン系の硬く、見てくれが良い、美しい塗料を塗ってありますが、これだとプラスッチックの音、デジタルの音になってしまいます。私どもは、世界で唯一、木の上にセルローズラッカーを極薄に塗るだけの工法ですので、見てくれはメチャ悪いですが、やはり木の音、自然の音、アナログの音、なんとなくほっとする音がします。まーー極上の材を使い材のよさを尊重して、あまり加工しないってのをもっとーにしてます。したがって傷やひずみ、塗りむらなど、日常茶飯事です。このウクレレは当店の中でも一番の小型ですので、そんなに音量はでないです。やはり大きな楽器ほど大きな音はでます。でも板が振動しますから、音はちいさいながらも、良くぬけると思います。使えば使う程、音は良くなっていきます、なんたって、合板や合成材でなく、単板一枚板ですから。


何十年も寝かせた、アッシュ単板一枚板のテレキャです。木を活かすためラッカーしか塗ってありませんので、アッシュ特有の木目が出てしまいますが、これをシラー材などの木目止めで,うめてしまい、その上からポリウレタン系の硬い塗料など塗って,カチカチ、ピカピカ、にしてしまっては、木に申し訳ないし、サスティーンが出なくなってしまいます。良い音、気持ちよい音、自然な音を出すために、いろいろの秘術をほどこしてあります。使えば使う程、限りなく音質が良くなって行くのが、単板一枚のすごいところです。


大型の8弦ウクレレです。弦長は57cmあります。すべて単板一枚板使用で、完全ラッカーです、異様になりまくります。ただし弦長が長いので、普通のウクレレとまったく同じ高さに調弦すると、弦が切れたり、駒が取れたりの、おそれがあります。したがって合奏のときは、他のウクレレと違ったコードを弾くと言うセンスが必要です。いまはウクレレより5度さげて調弦してあります、ちょうど4弦ギターと同じです。ギターの5,6弦を省いた、感じで弾けば、ソロ弾き、コード弾きも簡単です。


小型のフルアコギターです。小型ながら質は抜群に高いです。胴はアッシュの単板一枚板をくり抜いて作ってありますから、サイドを一回りしても、どこにも繋ぎ目が無いです。表板、裏板はスプルスの単板一枚板使用、フレットも太い物を打ってありますし、ネックには特別製のロットも入れてあります。パーツはすべてヒバの単板一枚板で作りました。PUはハナムラオリジナル、手作りです。音は柔らかく、ソフトで伸びも良く、心に響く音色です。欠点はボデイが小さいので、座って弾く時もストラップ必要な事です。


アッシュ単板一枚,テレキャ型ですが、まるきり変形つくりです。パーツはすべてケヤキの単板を使用
PUはハナムラオリジナルを2こ搭載してあります。音は甘く、深く、のび良くほんとに木の音が、バンバン体に伝わってきます。


ウクレレの大きさの一弦ダブルエレキベースです。一弦でも24フレットありますから、2オクターブ、とれますので、ソロ演奏も可能です。PUハナムラオリジナルで、すごい低音、とサスティーンが出ます。


ドレッド型のエレアコです。表はスプルスの単板一枚板、側もスプルス単板一枚板、裏はシダーの単板一枚正目板、と正に国宝級一枚板使用です、おまけにネックはホンジュラスマホの一本物で、ヒール部分の繋ぎもない、すごい楽器です。エレアコって事で、ハウリングを起こさない様に、音を抑えぎみにしてありますが、それでもがんがん鳴ります。やっぱ楽器は材の良し悪しって事を改めて認識してます。無論ラッカーしか塗ってない、目止めもしてない、色も染め上げって事で、木の音バンバンです


表、側、を松の単板一枚板で、裏はシダー単板一枚板を使いました。酒で磨いて、生地のままの完全ラッカーぬりです。とにかく異様になりますが、割れる可能性大です。そんなの”割れようが、曲がろうが、楽器は鳴り”って事でリスクを取って、注文してくれた人のすごさに、感動感動


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